こんにちは、はんだ付け職人です。

先日、NHKの取材でお世話になった
Gアナウンサーと食事をご一緒しました。

元々、Gさんはリーマンショック以降業績の低迷しがちな
ものつくりを行う地方の中小企業にスポットを当てて、
活気を取り戻すお手伝いができないか?

と番組の企画を考えてこられたわけですが

「はんだ付け」に意外な反響があったことに
驚いておられました。

最初は滋賀のNHK地方局の番組
「おうみ発610」というローカルだけで放映される
企画だったのですが

関西地方全域で放映される「ニューステラス関西」に
取り上げられることになり、

「おもしろいやんけ!」ということになって
(NHKさん、こんな下品ではないと思いますが・・)

全国版の「Bizスポ」でも再編集して
放映していただけることになりました。

地方局の企画した報道企画が全国版に取り上げられたのは
初めてだったそうで、なんとこの放映日は

人気の裏番組「ワールドビジネスサテライト」の
視聴率を超えたらしいです。

「はんだ付けって、昔ちょっとだけ習ったことがあるせいか
なにか懐かしいような不思議な感情を抱かせるんですよね・・」

とGさんおっしゃってました。

そういえば、私も子供のころ金属が簡単に溶けるのが新鮮で、
はんだをたくさん溶かしているうちに

「キレイやなあ・・」と触って
ヤケドしたことを思い出しました。

はんだ付けって、誰かがやってると
「ちょっ ちょっとやらしてくれ!」
みたいな興味をそそられます。

「はんだつけカフェ」なんかも流行っているそうですので
そろそろブームが起こるかもしれません。


先ほどの話の続きで
「Bizスポ」の放映後、Gさんも驚いたそうですが
「NHK WORLD」での放映が決まりました。

これがBS1を含め計6回海外向けに放映されたそうです。
これも、異例のことで初めてのことだったそうです。

NHKのスタッフの方にも、はんだ付けが好きな方が
結構いらっしゃるようですね・・

はんだ付けの持つ暗いイメージとは裏腹の
意外な潜在的人気に
そろそろ世間様も気づくときが来たのではないでしょうか。


では、明るいはんだ付けを!