iMac G5 ロジックボードのコンデンサ交換です。ピンクの印がついた
★1800μF 6.3v 24個
★1000μF 16v 5個
を交換します。
今回依頼されたロジックボードはハンダコテで交換に挑戦した形跡がありました。
ハンダコテで交換をする場合 大きめの径のコテ先を使用しても熱容量が圧倒的に不足しているので無理に引っ張ってしまいスルーホールにリードが残ってしまったり、イモハンダの状態になってしまいます。(1枚目の写真のような状態です)
もちろん全てのコンピュータ基板に当てはまるわけではなくG5のロジックボードは特に母材に熱が伝わりにくい構造なのでハンダコテでの交換に失敗しやすいです。
弊社では小型噴流槽(DIP槽)を使って交換しています。(2枚目の写真です。1枚目と違いきれいなフィレット(富士山型)が出来ているのが確認できます)
交換後の様子です。後日無事に起動したとメールを頂きホッとしました。