3連メーター①























自動車エアコンパネルのLEDの交換と回路の修復です。今回のパネルはダイアルが3つついているものです。ダイアル部分を取り外ししないで内側にあるLEDを交換されたようで 『器用な方だなぁ…』と思いました。

が、ハンダの馴染みが悪く(いわゆるイモハンダの状態です)点灯に不安がある箇所・パターンが剥離してしまって回路の修復が必要な箇所があったので全数交換することにします。

まずはダイアル部分を取り外します。基板裏面からハンダ吸い取り線を使ってハンダを除去してはずします。次にLEDを全て取り外します。ハンダコテを2本使ってチップを挿むようにして外します。パターンにハンダがたくさん付着している場合は吸い取り線で少し取り除きます。フラックスの残滓も多量の場合は洗浄液で1度 除去すると作業がスムーズにできます。(写真②ではLED取り外し後、パターンに残ったハンダを吸い取って洗浄液で除去した状態です)

3連②


























今回はパターンが剥離してしまった箇所があったので修復します。剥離したパターンに繋がっている回路をたどりレジストを剥いてやります。カッターナイフを使います。銅箔部分が露出したら予備ハンダをし、予めカットしておいたリード線やジュンフロン線を使ってハンダ付けをしてLEDと繋いでやります(写真③)

その後点灯チェックをして完成です。