※こちらの記事は2010年4月20日に公開した記事をリニューアルしたものです
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自動車の内装基板のLED交換(LED打ち替え)と回路修復作業です。
『数箇所は点灯するが、点灯しないところもあり 修復して欲しい』
とのことでした。
早速基板を見てみました。↓
ハンダ修正前の写真です。
点灯はしているのですがいわゆる『イモハンダ』の状態です。
ハンダの量がてんこ盛りの状態…
たっぷりつけると強度に間違えがなく頑丈に見えますが
中が空洞になってしまっていることもありますし、
ハンダをたくさん盛ってからといって強度には全く関係ありません。
また、現在は点灯していても将来的に劣化してきて接触が悪くなってしまうこともあります。
イモハンダとは
イモハンダはコテ先温度が低い(熱容量が不足している)状態でハンダ付けをしたり、
ハンダ付けの際に固定していた部材が動いてしまったときにおこってしまいます。
まずはチップLEDを全て取り外します。
点灯はしますが部分的に溶けてしまっているものもあったので全部新しいものに交換しました。
次にハンダを吸い取り線で除去し、洗浄液で基板を一旦きれいな状態にします。
顕微鏡で回路が断線しているか、切れかかった箇所がないかを確認し、
必要な箇所はリード線を使って補強します。
全ての回路の修復とLED交換(LED打ち替え)が完了し、点灯チェックの様子です。
きれいなホワイトに変わりました。
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