※こちらの記事は2010年3月5日に公開した記事をリニューアルしたものです
IBM Thinkpad T30 メモリスロットのハンダ割れ手術です。
手術前の症状は片側のスロットを全く認識しない、
片側は厚紙を挟んでから蓋をすると認識される
とのことでした。
顕微鏡で確認したところ、両方のスロットにハンダ割れがありました。
早速手術です。
今回は全体的にスロットにのっているハンダ量が少なく、
部分的な修理では将来的に再び別の場所がハンダ割れを起こす可能性があるので
全体にハンダを足してやることにします。
使用したハンダコテは
コテ先によって設定温度が決まっているという
高周波ハンダコテ MX-5020 というものです。
必要な温度を持ったコテ先を選択することによって
スロットのハンダ付けに充分な熱容量があり
ハンダ付けの際にホットエアー・ドライヤーなどを使用しなくても
スムーズに作業が行えます。
(…が、個人で所有するには残念ながら少々お高いようです…)
術後 動作確認をしたのですが何だかおかしい…? ? ?
スロットは完璧にハンダつけ出来たのに、何で?
よくよく確認したらどうやら増設メモリの具合も悪かったらしいです。
別のメモリをつけてチェックしたら認識しました。
ホッとしました。
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