こんにちは、はんだ付け職人です。

製造業なら、お盆休みの方もあるかもしれません。
当社も今日は半分休みのような感じです。
8/13~8/16はお盆休みです。


さて先日、岐阜県の中学校の技術課の先生方が
「実際のはんだ付け作業現場を見てみたい・・」
と見学に来られました。
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現在、全国的に中学校では、はんだ付けの教育に掛ける時間は
長くても2時間までだそうです。

そこで、岐阜県の先生方は曲げわっぱや1合枡などの伝統工芸を使って
照明器具を創ったり、太陽電池を組み合わせたりと、
いろいろ工夫をされています。

短い時間で、電気的な工作と木工、板金加工などの
いろいろな要素を取り込もうと研究されているわけですね。

試作品を見せていただきましたが、
「おっ!これやったら欲しいやん・・」
と思える立派なものでした。


先に、現状のハンダ付け業界における問題点や
誤解の多いハンダ付け作業についてお話した後

実際の作業現場をみていただきました。


顕微鏡を覗いて、ノートPCのマザーボードなどを
見ていただいたところ

「おー!Googleの航空写真みたいや!」
と驚いておられました。

「いやいや・・まだまだ大きいほうですぜ・・」
などと最新のハンダゴテなども見ていただき説明させていただきました。
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ひとつ宿題をいただきました。

「イモハンダなどのハンダ付け不良の状態が、なぜダメなのかを
 わかり易く説明するために、簡単な実験ができないか?」

というものなんですが
「う~ん・・・・・」
と考え込んでしまいました。

なるほど、これができれば中学校だけでなく、高校、大学、企業の教育でも
とても役に立つでしょう。

でんじろう先生のように、面白く簡単に実験して見せることができれば
一目瞭然、イモハンダがなぜダメなのかを理解することができます。

できれば、実際に電気を流すと発火したり、煙が出たりすると
いいのですが、皆様、良いお知恵はないでしょうか?

教えていただけましたら幸いです。


では、明るいハンダ付けを