※こちらの記事は2009年5月21日に公開した記事をリニューアルしたものです
IBM T30メモリスロットのハンダ割れです。
「コンピューターの急に動きが遅くなり、
IBM T30 のメモリーを1Gに増設しましたが、
片方のスロットを認識しません。」
とのことでしたので早速チェックしてみました。
ピンセットでピンを1本ずつつまんでいくとハンダ割れをおこして
グラグラしている箇所がいくつか発見できました。
全てのピンのハンダ量が極めて少なく
認識している方のスロットでもハンダ割れがおきそうだったので
スロットのピン全てにハンダを足してやる事にしました。
写真を見比べると分かるのですが(大きさ、明るさが違って見にくいですね…)
ハンダ前のピンには光沢がなく、ハンダ量がとても少ないのが分かると思います。
普通に毎日さわるところではないのですぐに壊れるというようなことはないのですが
増設メモリの抜き差しでハンダにヒビが入り、メモリを認識しなくなってしまいます。
「片側しか認識しない」「後からスロット部分を押さえると起動する」
といった症状がよく聞かれるものなので「?」と思ったら一度点検してみるといいですね。
顕微鏡がなくてもピンセットでピンを1本づつさわってみるとわかりますよ
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