自動車LED 3・16

※こちらの記事は2009年3月16日に公開した記事をリニューアルしたものです

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『スズキ ワゴンRスティングレー・オートエアコンパネルの
LED交換(LED打ち替え)にチャレンジしましたが、3箇所点灯しません。
はんだこては、ホームセンターに売っている、安いものを使用して実施しました。
LEDを外す際に、基盤を損傷(剥離)させたのかもしれません。
一度送付して見て頂きたく、また直るのであれば補修して頂きたいと思っております。』

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という メールをいただきました。
早速液晶部分を取り外して、はんだの状態を確認してみました。

……結果からいうと、「点灯していてラッキー」といった状態でした。
とりあえず点灯はしていましたが、

ハンダの馴染み不足やパターンの剥離が数箇所確認できました。

「3箇所以外も交換するほうがいいでしょう」
という事になってパネルのLEDを全交換することにしました。


自動車LED 3・16②
























当ブログでLED交換(LED打ち替え)についてのアップで何回かお話していますが、

LEDは大変熱に弱い部品です。

ハンダコテのコテ先温度は~300℃ぐらいがベストです。
通常のハンダ付けでのコテ先の温度が350℃ぐらいがベストなので
かなり低めの温度といえます。
もちろんこの温度では 半田がなじみにくい箇所は出てきます。

プリヒーターで下から温風を当てて母材全体を温め 不足した熱を
補いながら作業をしていきます。

今回はパターンが剥離してしまっている箇所がいくつかありましたので
鈴メッキ線を使用しました。剥離したパターンの回路を辿っていき、
適当な場所のレジストをカッターナイフ等で剥き 銅箔部分が
出てきたら予備ハンダ→ハンダ付け です。

この時錫メッキ線への予備ハンダをしっかり行っておくと簡単に
ハンダ付けができます。

すべてのLEDを交換後 点灯チェックで無事点灯しました。
完成です。


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