■ マイコン教育の最適プログラム
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技術者の育成は学校、企業にとって大きな課題です。しかし、マイコン教育
となると扱う範囲が広く、特に基本部分の教育は時間がかかり、指導者個々の
努力に負うところが大きいです。
そんな指導者の負担を軽減するマイコン教育プログラムをご紹介します。
◆H8マイコン学習セット2
//www.yellowsoft.com/products/h8gset2.html
機能豊富な学習ボードに総ページ数800ページを超えるテキストが付属します。
独習が可能ですから、指導者の負担を大きく減らすことができます。
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こんにちは、はんだ付け職人です。
今週は、ハンダ付けの品質に影響を及ぼす4つの要素についてお話します。
1.材料(Material)
2.工具(Machine)
3.方法(Method)
4.人 (Man)
それぞれの頭文字をとってハンダ付けの4Mなどとも呼ばれます。
この中で最も重要なのが、人(Man)の教育訓練であり、学習の課題と
なるのが 1.材料(Material)2.工具(Machine)3.方法(Method)
となるわけです。(ここまで、田中和吉先生の受け売りです)
この4Mの中のひとつが何らかの要因で変更されると、品質上の問題が
起こる恐れがあります。
たとえば 1.材料(Material)を見ますと、基板のメーカーが変わったり
基板を制作する工程やメッキが変わったり、ハンダの材質の変更や、部品が
変更になるなど、材料ひとつとってみても、たいへん多くの変動要素が
あります。
また、2.工具(Machine)について考えますと、ハンダコテはもちろんですが
コテ先、ピンセット、手直しなどに使用する工具や冶具などについても
変動の要素があります。
さらに、3.方法(Method)には、手ハンダと噴流DIPハンダ、リフロー
ハンダ付けなどの大きな分類の他に、コテ先をどこに当てるか?コテ先温度は
何℃にして作業にするか?などの小さな変動がたくさんあります。
4.人 (Man)については、急な増産などで応援の人に作業してもらったり
した場合が注意ですね。
これら4つの要素について、完全に工程を凍結しているつもりでも、ついつい
抜けてしまうのが、不良品の手直し工程です。クレームの多くは手直し工程で
発生します。
当社でもえらそうなことは言えません。過去に起こったクレームは監督者の
知らない間に手直しされていた製品だったことが何例もあります。
(監督者自身が直した品であった場合もあります。)
よく考えてみると、手直し品については、これら4Mのすべてが変動している
こともめずらしくはないわけです。
人間誰しも、失敗した場合に何もなかったことにしたいものですが、ことハンダ
付けについては「ちょっと待てよ・・」と細心の注意を払いたいものですね。
案外、手直しした部品の隣の部品を壊したりすることがありますから監督者や
仲間にチェックしてもらうことが需要です。
では、明るいハンダ付けを!