この記事は、2007年 12月12日の投稿記事をリニューアルしたものです。
電解コンデンサの膨れ
コンデンサの膨れによる交換修理です。
膨れてしまったコンデンサが14箇所、写真の○の部分です。
小型噴流DIP槽を使用するのですが…
マザーボード裏面の作業箇所を見るとコンデンサを取り付けてある
部分クリンチ(両極を曲げてからハンダ付けしてあります。)
してありました。
これをされると大変作業がしづらいです。
通常ですと養生したマザーボードをDIP槽に置き、
表面からコンデンサを引っ張るとするりと抜けてくれますが
クリンチしてあると抜けてくれません。
そこで 先に曲がっているリードをおこす作業をします。
これで何とか取り外しには成功しましたが なかなか大変でした。
ちなみに抜けにくくても作業は手早くやらないと熱の加えすぎによって
パターンが剥離してしまうので注意が必要です。
あとは新しいコンデンサを取り付けて完成です。
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