※こちらの記事は2007年10月29日に公開した記事をリニューアルしたものです

今回はメモリースロットのハンダわれの修理です。

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こんにちは。寒くなってきましたが風邪ひいてませんか?
我が社のまわりはもうそろそろ紅葉がチラホラです。

さて、今回もいってみましょう! 

どれだけ慎重に抜き差ししていてもハンダが弱いと割れてしまい
故障が起きる原因となってしまいます。
割れた部分にもう一度しっかりハンダをしていきます。
肉眼では確認しにくい箇所ですが
ピンセットなどでつまむとグラグラと動くのがわかります。

 

 

 

 

 

 

 



まずはピンの場所によって温度が上がりにくく

 
充分な熱が伝わらない箇所がいくつかあるので、
ホットエアーを使って基板を温めます。

(ホットエアー:対象物の下から熱風を出して温める便利メカです。
今回は120℃~250℃まで温度を調節できる小型のものを使用。)
写真のように基板を挟んで固定し温めます。

 


もちろんマスキングを忘れずに。
こういった基板の一部を顕微鏡で覗きながら作業するときは
うっかりプラスティックのパーツにコテを当ててしまい熔かしてしまうことがありますので
特に顕微鏡の死角になる場所に厚めに巻いておきましょう。

あとはコテ先を他の部分に当てない様に注意しながらハンダをすれば完了です。
仕上げにピンセットでしっかり固定できたか確認しましょうね。



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