☆ご質問
早速ですが、鉛フリーでの品質保証根拠はどこで明確になるのでしょうか?
共晶はんだでは、今までの実績を基に築き上げた根拠が明確になっていたのですが、
鉛フリーでは実績が無く困っています。また、作業前の温度チェックを行っていますが
部品破壊やイモはんだによる不良が多発しております。色々悩んだ結果作業前の温度
による不良ではなく、作業をしている温度管理管理が重要ではないのかと感じ始めましたが、
本当のところ如何でしょうか?
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Re: 手はんだ付けの品質保証について
画伯@半田付け職人・・ 2006/05/04(Thu) 17:17 No.106
はじめまして
鉛フリーでもフィレットの形状などは 共晶ハンダと同じと考えても良いと思います
部品破壊とイモハンダは ハンダコテの熱容量不足により 加熱時間が長くなり
部品の温度が上昇したためと フラックスが蒸発したことによります。
ハンダコテと コテサキの熱容量をもう一度考慮したほうが良いです。
共晶ハンダの時よりも よりシビアな熱容量考察したコテ選びが
必要になります。
共晶ハンダのときに使用していた半田コテがまったく使えないことも
めずらしくはありません。
正直 コテサキ温度は 350℃程度であればあまり関係ないと思います
(加熱時間によって どうにでも変わってしまいますので・・)