皆様こんにちわ。お茶はんだ付け職人です。

今回もお客様の声を交えまして
作業例をご紹介させていただきます。

※デジタルホーンて何? という方のために・・
所謂シンセサイザーの一種で風速(息の強さ)で音の強弱を制御するものです。

シンセサイザーと言えばピアノのような鍵盤のものを想像される方が多いかと思いますが
それの管楽器版ですね。カシオの製品ではサックス型をしています。

今でも根強いファンがおられるそうで、弊社にもちょくちょくご依頼いただきます。
やっぱりスピーカー内蔵で単体で演奏できるのが強みなのかな?

単体演奏できるのはカシオのデジタルホーンシリーズだけで、
ほかの製品はあくまでセンサーのような役割ばかりでほかに機材が必要なのだそうです。

では早速依頼品を開けていきましょう。

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CIMG1539


回路腐食こそないもののコンデンサが軒並み液漏れをしています。
やはり電子基板の一番のネックはコンデンサの液漏れです。

コンデンサ交換作業をして
動作を確認してからお客様のもとへご返送させていただきました。

その後頂きましたお客様の声をご紹介させて頂きます。

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㈱ノセ精機 担当者様

このたびは、デジタルホーンを修理していただき、ありがとうございました。
痛みもなく到着し、音もきちんと出ます。

ずっと直したかったのですが方法がわからず、
ノセ精機さんを知ることができてやっと直すことができました。 
 
大事に使わせていただきます。今後も頼りにさせていただきます。
本当にお世話になりました。

                  依頼主
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ご満足頂けて本当に何より。
古い基板の修復にはリスクが付きまとうのですが無事修理することができました!

デジタルホーンの修理についてはコンデンサを交換しても治らない場合があります。
たいていの場合は回復するのですが、ICの中が破損していたりする場合は部品が入手できないので
コンデンサを交換しても回復しないことがあるのです。
音が出るようになっても音階が変わらなかった例もあります。

修理できる可能性は現在のところ70%ほどです。
このリスクをご了承いただけた場合のみ作業をさせて頂く形となります。

デジタルホーンの修理をご検討されている皆様、
疑問質問などございましたらお気軽にお問い合わせください。