この記事は、2015年 6月17日の投稿記事をリニューアルしたものです。
こんにちわ。はんだ付け職人です。
Mac系の端末はデザインも良くスマートに出来ていると個人的に思うのですが、唯一頂けないところがあります。
コネクタが弱すぎることです。
依頼でよくあるのはMac Mini のファンコネクタやIR(赤外線)センサーコネクタを外そうとしてやらかしてしまったやつです。
写真は先日依頼を頂いた方の例なのですが・・・見事にもげています。しかも基板のパターンごと。
これパターンがもげた衝撃で近くにあったコンデンサのパターンも浮いているんです。そのコンデンサは首の皮ならぬパターン1枚で繋がっている状態でした。
それをエポキシ接着剤で基板に貼り付けた上でさらに上からエポキシ接着剤で固めます。
なぜタイトルからMac Mini とタイトルを打たないのか・・・次の箇所の修理が思いのほか苦労してしまい肝心の完成写真を撮り忘れたまま出荷してしまったので、お見せできないのです。情けない・・・。
その苦労箇所というのがこちら
パターンが一部もげています。この箇所はコネクタは無事だけどパターンがやられている状態です。
通常はメッキ線をジャンパー線として配線するのですが、それをしてしまうとコネクタが乗らないのです。
「斜めに浮き上がった表面実装なんてお客さんに出せないな・・・」
そう思った私は消失したパターンに似せて銅箔を切り出してコネクタ下を通しました。
これで肉眼ではオリジナルと変わりません。
ですが復旧したコネクタは、ただでさえ不足している強度がさらにない状態です。
なので周囲をエポキシ接着剤で固めます。当たり前ですが、コネクタの内側には侵入しないように。
結構やりがちなトラブルなんですよ。コネクタを外す時ってつい手で引っ張ろうとしてしまうんですよね。
でもMac Miniのコネクタは結構タイトで簡単には外れないから力を入れた途端・・・ブチっ
やってしまったときは顔が文字通り真っ青になりそうです。
完成形を御見せできなくて残念です。頑張ったのに。
パターンが剥離してしまっても、部品の脱落がなければ修復可能です。
ついうっかりやってしまったMacMiniオーナーさま、お気軽に弊社までご連絡ください。
MacMiniのもげたコネクタ、直します!
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