この記事は、2012年 02月21日の投稿記事をリニューアルしたものです。
はんだ付け職人の元へやって来る修理が必要な患者様は
症状の軽いものから 『 たいがいキツイな 』まで多岐にわたっています。
その中で今回は 『 きっつぅ~!!』 と唸ってしまった
患者(患基板)の登場です。
iphone4sのバッテリーコネクタ
iphone simスロットのコネクタピン折れ というのは何回も修理しましたが
今回は同じiphoneでも初登場です。そして初登場のまま終わって欲しい…
とかなり強く願いました。
写真↑の○印のコネクタが取れてしまったのですが、1箇所パターンが剥離
してしまってます。
回路がぺろ~んとめくれてしまっているのが確認できます。
この回路はコネクタを取り付けたとき、コネクタの下を通ります。
iPhone4Sのコネクタ修復手順
手順としては、この回路の『 ぺろ~ん 』のレジストを
カッターで剥き→予備はんだをして極細の錫メッキ線を回路とチップにはんだ付け→
コネクタピンと繋ぐ(はんだつけ)→ゴール!となるのですが
写真を見てください。わかりにくいですか?特別にはんだ付け職人の爪
写してみました。物差しは1mm単位です。
めっさめさ、むちゃくちゃ小さいんです。
はんだ付け職人とはいいますが人の子です。特別に器用なわけでもありません。
自慢はしたくないんですが無事治ったという連絡を頂き
ちょっとだけ自分を褒めてあげたくなったそんな本日のブログ修理報告でした。
(はんだ付け職人 ポムさん)
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