取れてしまった電源コネクタのハンダ付け手術です。HDD交換やメモリ増設の時にうっかりとってしまうことが多いシロモノです(実際 私も取りそうになりました…)
ただ今回は普段の電源コネクタの再ハンダ付けに付け加えて、コネクタが取れた衝撃でパターンが剥離し、断線した回路を繋がなくてはいけません。完全にバラした基板の状態だと電源コネクタのハンダ付けも回路の修正も特に難しい作業ではないのですが…。
コテ先やピンセットが入る範囲が限定されているぶん、完成品の修正・修理が1番難しいと思います。今回は回路の修正に錫メッキ線を使用しています(髪の毛よりも細い線です…)。
まず電源コネクタをハンダ付けしてから錫メッキ線を繋ぎます。次にあらかじめ回路を辿って繋がっている箇所のレジストを剥き予備ハンダをしておいたところにもう1方の錫メッキ線をハンダで繋いで完成です。この錫メッキ線のように極細の線は片方をハンダ付けしても反対側をハンダ付けするときの熱でぺロッと取れてしまうのであまりコテコテさわらずに1発で決めたいところです…。(ドツボにはまると泣きたくなります)無事に繋げたようです。完成です。