『既にDIP変換基盤にはんだ付けされているSOICタイプのBUF634Uの上に、さらにもう一枚のBUF634Uをはんだ付けし、2段重ねで使用したい』
とのことでした。(音質向上でしょうか?)
実際の大きさは写真に指が写っているので分かると思います。とっても小さいものです。既に変換基板にハンダ付けされているので下から8本のピンが出ています。作業がしやすいようにスポンジのようなものに挿します。
次に向きに注意して新たにハンダ付けをする2つ目のBUF634Uを置いてみます…。
もちろんピンは表面実装用に曲げてあるので下段のBUF634Uのピンに届きません。リード線での接続も考えましたが、オーディオ用ということなのでノイズの原因になりそうな方法は却下。ラジペンでピンを1本づつ伸ばしていきます。
マスキングテープで仮固定し、さらにピンセットで固定してピンの1つをハンダ付けします。ハンダが隣のピンとつながってショートしないようにハンダ量を加減しながら残りのピンにもハンダ付けをし、フラックスを塗布して仕上げにもう一度ハンダを整えます。洗浄液でフラックスを除去して完成です。ちなみにオーディオ用とのことで糸ハンダは最も信頼性が高く、宇宙用に使われるアルミットのKR-19SH RMAを使用しました。