※こちらの記事は2009年10月5日に公開した記事をリニューアルしたものです
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ダイハツ ムーヴ エアコンパネルのLED交換(LED打ち替え)です。
○印16箇所を青色に交換します。
まずは交換するLEDを確認していきます
チップLEDに限らずLEDは色・サイズなどによってVF(電圧の許容範囲)が微妙にかわってきます。
と、いうことは 赤色→青色のように交換する場合は赤色LEDのVF値/青色LEDのVF値の両方を調べて
交換前と交換後でだいたい同じ数値にしてやる必要があります。
これが出来ていないと光らなかったり、LED自体が破損してしまいます。
交換前と交換後で
・点灯しない
・光が弱い
・光が強すぎる
などの状態になった場合は1度調べてみてください。
では、LEDの交換(打ち替え)です。
コテが1本しかない場合は取り外しが難しくLEDを破損してしまったり、
パターンが剥離してしまったりすることもあるので強引に外さずに、
低温ハンダなどを使用すると取外しが簡単です。
LEDが取り外せたら交換するLEDをハンダ付けしていきます。
コテ先温度は~300℃ぐらいで長時間コテを当てずにスッと作業をするようにします。
ハンダがきれいに馴染みにくい場合は母材(基板)を温めてやる、
コテの形状を変えてみる、フラックスを塗布するなどします。
~300℃ではハンダが溶けないポイントも出てくることがありますが、
コテ先温度を上げるとLEDが破損するので
それ以外の方法で不足した熱容量を補ってやりハンダ付けします。
点灯チェックをして完成です。
点灯チェックの際もVF値に注意します。
(例えば、VF値が3.5vのLEDに5vの電圧をかけてしまうと
せっかくつけたLEDがパチンととんでしまいます…)
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