車のキーレス基板のチップ抵抗を1ヶ所取り除き新たなチップ抵抗をハンダ付けします。以前に自分で改造をしたが、電池を入れても動作をしないということで早速チェックしてみました。チップ抵抗の交換は写真にある1ヶ所でハンダコテ2本を使えば簡単に取外しができます。
1からの実装作業と違い改造・修理では母材(基板)の両面に大小さまざまな部品がハンダ付けされている状態です。当然 固定が難しい形状(基板が本体から外せない・机に置くとグラグラして作業がし難い・母材が小さすぎるetc…)になっています。このような場合に前記のハンダ付け講座(メルマガ)の
「母材の固定」さえ出来れば「ハンダ付け作業の80%は完了した。」
を思い出してもらい、実践すると作業はスムーズにはかどります。固定の方法などの詳しい内容は割愛しますので後で『ハンダ付け講座』も覗いてみてください。
写真↑が交換前・交換後です。ハンダの仕上がり(光沢・量)なども比べてみてください。これで動作チェックを行い完成!と、なる予定だったのですがどうも何かがおかしい……発見しました。
『 ! これやなぁ…』
交換したボタン電池が純正品よりほんの少し小さく、本来ならば蓋をしたときに両面に接触する仕組みになっていたのですが、片面しか本体と接触していなかったようです(ボタン電池は表面・裏面が+極-極になっています)
そこで錫メッキ線を接触面に1本ハンダ付けし配線しました(写真↑)ケースをした時にこの配線に接触することで電池を交換しなくても無事に動くと思います…。