96446afe.jpgSONY VAIOのメモリスロット修理は何回かUPしていますので、手順なんかも分かって頂けたと思います。そこで今回は実際にはどのような作業をしているのかを御覧になれたらと思い患部を手術中の写真を載せてみました…。少し分かりにくいのですが指先に糸ハンダがつままれているのが分かるでしょうか?コテ先が当たりすぎて玉状に溶けてしまわないように少しづつうっすらと供給していきます…。コテ先は斜めにカットしてあるタイプを使用してピン全体に熱が伝わりハンダが馴染みやすいようにしています。

写真のタイプのVAIOはスロット間の間隔が大変狭く苦労するタイプです。マスキングテープはかなりしっかり目に付いています。コテ先をほぼ垂直に、斜めに倒すと溶かしてしまいます…。

顕微鏡を覗いているとその辺の感覚が曖昧になってついうっかり…がよく起こるので注意しないといけません。

今回、ハンダ割れはアップ部分1箇所でしたが、ハンダ量が極端に少ないので、今後全体的にヒビが入りそうだったので全てのピンにハンダを足してやり完成です。