※こちらの記事は2007年9月27日に公開した記事をリニューアルしたものです
リブレットは3回目になりますね。
やはり、カードスロットのハンダ割れが原因で
動作不良を起こしていたものです。
ハンダ修正により修理しました。
マスコミで報道されるようなハンダ割れは稀ですが
PCに関するハンダ割れは多いですね。
毎日のように、お問い合わせをいただいております。
このタイプのハンダ付けは、手ハンダではなく
クリームハンダと呼ばれる、
パウダー状のハンダをフラックスで練り上げたものを、
基板のパターン上に印刷。
印刷は、通常メタルマスクと呼ばれる
基板のパターン形状を繰り抜いた金属シートを
基板に被せてクリームハンダを薄く延ばして塗布します。
その上で、チップマウンターと呼ばれる自動機で
チップ部品をマシンガンのようにパターン上に搭載します。
この状態のものを、リフロー炉という電熱炉を使って
約250℃くらいで加熱するとハンダ付けできるわけです。
これらの印刷、クリームハンダ、リフロー炉の温度プロファイルなどの
条件設定が難しく、うまく条件が合わないと
このようなハンダ付けの不具合が発生します。
検査は画像認識処理や目視、電気導通検査などで行われますが
こういったハンダ割れを検知するのは難しいですね。
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