──映像で“職人の目”を再現するという話──

こんにちは、はんだ付け職人です。

はんだ付けが上手くなるかどうか──
その分岐点は、実はとてもシンプルです。

250℃前後で、はんだが“どう融けて、どう広がるか”。
その“正しい景色”を、目で焼き付けているかどうか。

これだけで、上達スピードは見違えるほど変わります。

■ なぜ「250℃の融け方」を知らないと上手くならないのか

世の中には、コテを握っている時間だけは長いのに、
なぜか上達しない──そんな方がいます。

共通しているのは、
“良い融け方”を目で覚えていないまま、手だけを動かし続けている。
という点です。

はんだは “はんだ付けに最適な温度・約250℃に達した瞬間”、
フラックスが適正に働いていれば
表面張力と濡れ性のバランスが整い、

スーッと、迷いなく母材をなめるように広がります。

この“良い融け方の姿”を知らないまま練習しても、
本来の意味での上達──つまり 職人の勘 には辿りつけません。

■ 頭で勉強するだけではダメ。“視覚”が一番の先生

はんだ付けに正しい基礎知識は絶対に必要です。
しかし、知識だけでは技術は身につきません。

技術は、まず 目が正しい景色を覚えること から始まります。

正しい融け方を映像で見る
→ 手がその通りに動く
→ 自分の感覚として定着する

この流れが欠かせないのです。

企業研修でも、たった一つの映像を見た瞬間に
急激に上達する方が現れます。
それは、“正しいイメージ”が一発で入るからなんですね。

■ Before/After 映像が上達を一気に早くする

弊社の eラーニング教材や DVD では、
良い融け方ではんだが流れる様子を多数収録しています。

(使用教材例)

現場で役立つ 最新はんだ付けテクニックと応用技術

はんだ付け初級講座 など

また、映像で使用している教材は
「はんだ付け検定」と同じ教材を使用しています。

そのため、教材を購入していただければ、
映像とまったく同じ条件で、“そっくり真似る”学習が可能です。

たとえば──

ハンダゴテの選定

コテ先形状の選定

糸はんだの選定

コテ先の当て方

はんだ付けの手順

フラックスの使い方

コテ先を当てるタイミング

離すタイミング

これらを映像の通りに再現すれば、
職人の感じている“はんだの動き方”を体験できます。

さらに、良いはんだ付け・悪いはんだ付けの写真を見比べることで、
「これは良いはんだ付けじゃないな」
と即座に判断できる“職人の目”が育っていきます。

■ 技術は“経験年数”ではなく“正しい情報”で決まる

「職人の勘は何年もやらないと身につかない」
と思っている方は多いですが、実際は違います。

正しい融け方、正しい流れ方を、正しい映像で覚えること。
これさえ押さえれば、初心者でも短期間で “勘” に近づけます。

実際の講習でも、
「今まで悩んでいたことが一瞬で腑に落ちた」
という声をたくさんいただきます。

■ 映像で学ぶことで、研修コストも大幅に下がる

ゴッドはんだでは、“職人の目”をそのまま再現するために
以下の教材を用意しています。

はんだ付け基礎 eラーニング講座(基礎知識)

観るだけでわかる! はんだ付け基礎知識講座 ver.3(基礎知識)

現場で役立つ 最新はんだ付けテクニックと応用技術(技術習得)

DVD:はんだ付け初級講座(基礎知識+実技)

外国人研修生向け DVDはんだ付け講座(電子機器組立て基礎級)

どれも “250℃の景色” を確実にインプットできる内容 です。

新人教育の時間短縮、
企業内検定の補助教材、
外国人研修生の自主学習など、
幅広く活用していただけます。

はんだ付けはある意味“感覚の技術”ですが、
その感覚は、正しい映像を見れば誰でも身につけられます。

「まずは正しい景色を知ること。」

これが、最短で上達するための、一番シンプルで確実な方法です。
映像と同じ動きを再現できた瞬間、はんだは必ず応えてくれます。

今日から、ぜひ“250℃の景色”を意識してみてください。
あなたの手の中で、はんだがスーッと広がるあの感覚──
きっと、未来の技術につながっていきます。

お役に立てば幸いです。
はんだ付けに光を!