皆様こんにちは。
はんだ付け職人の大堀です。

ジムニーと言えばスズキの代表作と言っても過言ではないくらい人気の高い車種ですが、やはり機械(特に振動が多い系)ものは故障する度合いも高いようです。

(スズキ株式会社の商品HPから一部拝借させて頂きました。この写真は最新車種です)

今回、まだまだ乗ることができるジムニー シエラのECUが不調になり、基板の部品交換(電解コンデンサ)のご依頼を頂きました。
単にECUと言っても車種ごとに異なる(年式でも異なります)のでとんでもない種類のECUが出回っていると思うのですが、中古市場においてはピンポイントでHITすることは大変難しいのだそうです。(整備工場様談)

そこで、弊社にご相談を頂きました。
回路基板自体は健全な状態でしたので一番怪しい電解コンデンサの交換がメイン作業となります。
単に交換作業と言っても、現在は多層基板化されていますので基板のランドやスルーホールを痛めると、基板自体が損傷して修繕することが困難になります。
はんだ付けの基本がわかっていないと意外と難しい作業です。

品番33920-81CA過去ブログもご参考にお読み頂ければと思います。
(状態は個々違います。今回はここまで酷い状態ではありませんでした)

作業を終了してご依頼者様の元へ。
すぐに「エンジン快調!大変助かりました!」とご連絡を頂きました。

30年近く経過した車両はECUや他の電子部品が廃版になっていて入手困難になります。
(旧車あるあるです)
旧車専門店(自動車整備業者)様!
ECUでお困りの際には是非一度弊社にご相談下さい
可能な限り全力で旧車の復活にお供させていただきます!

【ご注意願います】
ご依頼は自動車整備業者様からのみのご依頼受付けとなりますので、もし個人の方でご検討頂く際には必ず(車検や整備等で)ごひいきにされている整備業者様にご依頼頂きますようお願いいたします。

それでは、
旧車に光を!