こんにちは。
はんだ付け職人の大堀です。

大型トラックに搭載されているEBS(電子制御ブレーキシステム)ユニットの修繕作業のご依頼を頂きました。
あまり聞かないユニット名ですがブレーキを制御するコンピュータです。
話によると新品の部品がなんと40~60万円程するそうです。(価格も大型です)

分解して基板の状態を確認すると、ECU(エンジン制御コンピュータ)と同様に電解コンデンサの液漏れが生じていました。

↑ 青丸内の電解コンデンサは交換して、
    液漏れによる腐食部分のパターンは修復作業を行います。

今回のご依頼品は「三菱ふそう」の大型トラックとのお話でした。
整備工場様からのご依頼でしたので作業をお受けさせて頂いております。

もし、個人の方でご依頼をご検討される場合は、整備や車検でご関係のある整備工場様を通してご依頼をお願い致します。

車両の制動を司るブレーキシステムです。止まらなくなった場合は動く凶器になります。
必ずEBSが制動システムとして異常がないかを確認できる整備工場様の検査を通さねばなりません。ご理解とご協力をお願い致します。

費用は作業代が2万円程でした。(この他に部品代、返送代、消費税がかかります)
ただし、個体差がありますので基板の状態によって費用は大きく変わります。

もし、このようにEBSでお困りの際には是非一度お問い合わせ頂ければと存じます。
ご用命をお待ちしております。

弊社では「予防保全」という考えのもと、旧車の復活に力を入れています。