こんにちは!
はんだ付け職人の大堀です。
今でも人気の衰えないユーノスコスモですが、残念ながら時間と共に個体数が減少して行くのが現状です。
今回の不具合メーター基板の修繕作業は大変難易度の高いご依頼でした。
(1990-1996年ユーノスコスモ4代目:ウィキペディア様から拝借)
いたるところで電解コンデンサの液漏れが生じていて、それにより基板パターンや周辺部品の劣化・損傷といった二次被害が拡大していました。(汗)
電解コンデンサ、抵抗、ダイオードなどなどの交換だけで41個ありました。
回路パターンの修復では、なんと50か所以上!。顕微鏡を使って接続先を見極めて接続します。
もちろん回路図はありません。はんだ付け職人の腕の見せ所です。
(↓青色の線がパターンを再接続しているリード線です)
朽ちて行くのは旧車の定めではありますが、少しでも生存率を上げるために日々「チーム旧車に光を!」は頑張って参ります。
もし、このようなご依頼をお考えの際には、是非一度お問い合わせください。
ご相談をお待ちしております。
(今回の費用はおよそ9万円程になりました)