こんにちは、はんだ付け職人です。

今日は、先日はんだ付けのコンサルにお伺いした時のお話です。

この会社さんでは、納品先で不良が発生した際、
お客様から発生原因と対策を求められたのですが、

原因がはっきりしないまま、「はんだ付けの不良が原因ではないか?」
との回答をされたそうです。

結果として、お客様の工程審査を受けることになり、
はんだ付け工程についていろいろ突っ込まれることになりました。

ところが結局、不良の発生原因ははんだ付けではなかった・・
というオチがあるのですが、

問題のなかったはんだ付け工程でも

「特殊工程だが、どうやって教育しているのか?」
「作業者は資格を持っているのか?」
「このはんだ付け条件は、いかなる根拠によってどうやって決めたのか?」
「このはんだ付け条件で品質は保証できるのか?」

といった指摘に対して、まともに答えることができませんでした。

何年もの間、はんだ付けに関しては不良が出てこなかったのですから
本来、自信を持っていてもいいはずですが、
何も言い返せず、悔しい思いをされたと思います。


そこで私が呼ばれたわけですが、ヒアリングしてみると
管理者の方も、実際に作業している方も
なぜか、はんだ付けに関しては自信がないわけです。

製品はキレイにはんだ付けされているのですが、

「何がダメで、何がOKなのかわからない」
「どこまでが良品で、どこからが不良なのか?」
「はんだ付けの指導はしているけど、実はわからないまま教えている」
「ハンダゴテなどの道具も、なぜ今の道具を使っているのか定かでない」
「昔からそうだったから・・」

という状況です。


これ、何が原因なのかわかるでしょうか?

そう、これこそが「正しいはんだ付けの基礎知識」が無いことが
原因なんですね。

1:はんだ付けの接合原理
2:はんだ付けの接合に最適な温度条件
3:コテ先の選択方法
4:フラックスの働きと活性化時間
5:正しいはんだ量
6:はんだの仕上がりの良否判断

これらを知っていればすべて解決します。
お客様に突っ込まれても自信を持って答えられます。

このクライアント様では、はんだ付け教育と社内認定制度を
行なった上で、作業改善を行なっていく予定です。

「正しいはんだ付けの基礎知識」重要なんです。


では、明るいはんだ付けを!